「わたしたちの教科書」とうとう終わった!!
明日香の死は、自殺でなく転落事故であった。
自殺をしようとした朋美に、悲しむ人がいるから生きようと諭した後、足を滑らして転落した。
明日香の死は、いじめによる自殺ではなかったが、このことでこの中学校は良い方向に変わった。
加地先生がこの学校には、まだいじめはあるが、職員会議でいじめの対策を話し合ってると言っていた。心を入れ替えた教師達が、活発に話し合ってる姿が、目に浮かびそうだ。
明日香の命日であるこの日の議題は、珠子が出した「世界を変えることは出来ますか?」で、いつも、明日香が投げかけていた言葉である。
生徒達の意見は、「世界を変えられると信じて、がんばる」、「そのためには毎日を大事に生きる」、「世界を変える前に、自分を変えたい」、「生き続けることで、世界は変わっている」で、明日香が口にしていた「喧嘩をしてはいけない、人のものを取ってはいけない、物を大切にする、動物や草花を大切にする」と言うことを話した生徒がいて、明日香と重なり合った。
こういう場面を見たら、たとえこの学校から、いじめがなくならなくても、生徒達はいい方向へ導かれるんだと、安心した。
明日香が、自殺をしようと考えた時、悲しむ人がいるから思いとどまった、といってたけど、それは自分のことだった。
明日香が書き残した落書きに、「自分との思い出と夢の中で、時にはすれ違い、時には手をとりながら、長い長い時の流れの中を生き続ける、歩き続ける」とあり、自分をもっと大事にしないといけなく感じた。
この明日香のメッセージを見て、明日香のいじめや死は、自分のせいだと、心を閉ざしていた朋美も、心を開いて、思い出や夢を抱き、がんばって生きていきそうだ。
珠子も、裁判を最後までのりきり、明日香の本当の姿を知ることができ、これからは素晴しい弁護士になるだろう。
ただ、雨木副校長は、不登校の子供達のサポートをしてがんばっているらしいが、息子の音也には触れておらず、力だけでしかいじめを無くすことができないと考えてた音也が、どう改心できているか、解からないままだった。
何はともあれ、「わたしたちの教科書」は、明日香の死を教訓に、いじめを無くそうと皆で話し合う、未来に希望を持たす終わり方で、良かったです。
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